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朗読 『一日の発見 365日の黙想』10月24日

霊に満たされ、詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い、主に向かって心からほめ歌いなさい。

エフェソの信徒への手紙5章18~19節

 礼拝は、神との霊的な交わりである。神が招き、語り、働かれる。これに私たちが応答する。ここに神との交わりがある。礼拝で歌う賛美は、神の言葉と恵みのわざに対する私たちの応答である。それゆえ、賛美歌には、神をほめたたえる歌があり、私たちの信仰、感謝、信頼、献身を表わす歌があり、罪のゆるし、神の助け、祝福を祈り求める歌があり、多様である。
 今日の聖句は、賛美する時に心がけるべきことの勧めである。「霊に満たされ」の「霊」は、私たちの心を神に向けさせ、神の恵みにあずからせてくださる聖霊である。私たちは礼拝において、聖霊の導きを祈りつつ、賛美する。
 「詩編と賛歌と霊的な歌によって語り合い」とは、賛美歌が「語り合う」対話であることを教える。賛美歌は聖書の言葉を語り、キリストの救いを語る。また私たちは賛美歌によって信仰を語り合い、祈り合う。礼拝において、私たちは一人で歌っているのではなく、皆と声を合わせ、心を合わせて語り合う。「主に向かって心からほめ歌いなさい」とあるように、賛美歌は主に向かって歌う歌である。自分を満足させるために歌うのではない。ジョン・ウエスレー(メソジスト派の創始者)は、賛美について「一人残らず歌え。心を込め、力強く歌え、とりわけ、霊的に歌え。音楽に酔うのでなく、神に捧げる歌として、神に向かって歌え」と勧めている。
 賛美を歌うことは、神がなされる救いのみわざを、この世に高らかにべ伝える奉仕である。神は、神に向かって捧げる私たちの賛美を受けて、ご自身のみわざを現わされる。


著者:内藤淳一郎 (1999年〜2014年 当教会主任牧師)
2020年にクリスチャンプレスに掲載されたご本人のインタビューを下記のリンクよりお読みいただけます。 https://christianpress.jp/naitou-junichiro/

朗読はすべて教会員によるものです。文章と音声の転用はご遠慮ください。
この朗読は『一日の発見 365日の黙想』の著者、内藤淳一郎氏の許可を得て、日本バプテスト連盟西川口キリスト教会が作成し毎日発信しております。

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