子どもメッセージ「人間を照らす光、イエスさま」
*準備するもの懐中電灯(できれば下記に登場する三つの機能付きのもの)、あらかじめ電池ははずしておく
みんな暗いところ平気? 夜にひとりで暗い部屋とか真っ暗なトイレに行ける? 怖いよね
でも明かりがつくとずっと怖くなくなるよね
これなんだか分かる?<懐中電灯を見せる> そう懐中電灯だね
これはどう役立つのかな? そうだね 暗い時に明るくしてくれるよね とっても役にたつよね
暗いのはどうやって暗くなるのかわかる? 光をさえぎってしまったら暗くなるんだよね。
光がないところが暗くなるところ だから暗いところをあかるくしたければ光があればいいんだよね
実はね、これと同じようにみんなの心の中も暗くなることも、明るくなることもできます。
そしてみんなの心の明かりをさえぎったり、消したりして暗くしてしまうものがあります。
それは何かというと罪と言います。
罪と言うのはね、心の中を暗くするものです。そのままにしていてはいけないものです。
罪と言うのは人や生き物を大切に思えない心 そして神さまを大切に思えない心のことです。
この罪があると心はどんどん暗くなってしまって 人も神さまも愛せない人間になっていってしまいます。
初めはみんな神様から心の中に人を愛し、神様を愛する光をいただいて生まれてきます。
でも、人と神様を大切に思えない心に影響されるとだんだんと心の中は暗くなってしまいます。
そうなったらもう自分の力では心の中を明るく戻すことはできなくなります。
罪で心の中が真っ暗になっていくと悪くて間違っていることさえわからなくなってしまいます。
そこで神さまはもう一度心の中を明るくするために特別に神さまの一人子を送って下さいました。
それがイエス・キリストです。
聖書のヨハネによる福音書 を分かりやすく言い換えて読みます…
1:1 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
★はじめにイエスさまがおられました。イエスさまは神様と共におられました。イエスさまは神のひとり子でした。
1:4 言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。
★イエスさまには特別な命がありました。このイエス様の命は人間を照らす光でした。
1:9 その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。
★その光は、まことの光で、私たちのところに来て下さって、心の中をもとのように明るく照らして下さるのです。
そこで神さまの一人子イエス様にどうやって心の中を照らしていただくのか、そして照らしてもらったら
どうなるのか、この懐中電灯を使って説明してみます。
<ここで再び懐中電灯に注目してもらう>
さあ、懐中電灯に明かりをつけてみましょう。これはわたしたちみんなの心の中を照らす光のもとだと考えてみて
下さい。それでは付けるよ。…このスイッチを押すとどうなるか?
あれ、つかないね。なぜかというと折角みんな明かりのもとになるものを心の中に持っていてもこの懐中電灯には明かりを発するための光のもとになる電池が入っていないからです!
<ここで電池を取り出す>
この電池のようにイエス様は光を灯すためのなくてはならない命の光を与えて下さいます。
そうすると…このように心の中は光が戻ります…(最初は赤い色が付く)。…あれ!これは赤い色だね。
これはどんな時に使うのか知ってる? 何かあぶないことを知らせる時に使う光だね。
同じようにイエス様が心に入って下さると、私たちが罪の影響で危険な状態になったら教えていただけます。
また、次にスイッチを押すとどうなるかな?…(今度は周りを照らす室内灯のような光が付く)
この光があれば周りが明るくなって、よく見えるようになるね。
同じようにイエスさまの光をいただくと私たちのまわりがよく見えるようになって生活しやすくなります。
だからイエス様を心にお迎えすると、もっといろんな生き物や人のこと、そして神様のことが見えてきて、この世界のすべての生き物を大切にできるようになります。
そして、もう一度スイッチを押すと…(今度は普通の前を照らす懐中電灯の光になる)
今度は行きたい方向を照らす光になるね。
同じようにイエス様はこれからどういう生き方をしていけばいいのか、生きていく方向や道を明るく照らして下さいます。だから、神様はみんながイエス様を心にお迎えしてそれぞれの心を明るくしてもらいたいと願っています。
クリスマスは神様が私たちの心を照らすイエスさまを送って下さって、この世に誕生して下さったことをお祝いする時です。みんなの心の中にもイエス様に入っていただいて心を明るく照らして下さるようにお祈りしています。
祈り…神様、私たちの暗くなった心を明るく照らし、導いて下さるために一人子イエスさまをこの世に遣わして下さって感謝します。どうか、私たちが神様と人や生き物を大切にして生きることができるようにイエス様によって導いて下さい。主イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン