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朗読 『一日の発見 365日の黙想』11月6日

11月6日

まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。

ヨハネによる福音書4章23節

 主イエスは今日の聖句によって、礼拝する民を求める神の御心みこころを明らかにされた。「主を賛美するために民は創造された」(詩篇102:19)。しかし、神の創造の目的は人間の罪によってないがしろにされている。この目的を回復するために、神は礼拝する民を新しく起こされる。主イエスに結ばれて新しく創造された者は、神を礼拝する民である。
 主イエスは「神は霊である。だから礼拝する者も、霊と真理をもって礼拝しなければならない」(24節)と言った。「霊をもって」礼拝するとは、礼拝者が聖霊を求めて礼拝することである。聖霊は人の思いを超えて自由に働かれる神であるが、神は祈り求める者にその働きを豊かに現わされる。「天の父は求める者に聖霊を与えてくださる」(ルカ11:13)。神は聖霊を祈り求めて礼拝する者の間にご自身を現わされる。祈って聖書を読み、説教を聞く者に、神は聖霊において語りかけ、悔い改め、信仰、平安、喜び、愛、忍耐、希望という聖霊の実を与えてくださる。ここに神が求める霊的な礼拝がある。
 「真理をもって」礼拝するとは、私たちの救いのために働かれる父、子、聖霊の神に、真心をもって応える礼拝である。神の言葉に応答し、聖霊の賜物に感謝し、自分の体を神に捧げる礼拝である。礼拝によって、神の栄光を現わす神の民の群れである教会は形成される。神は目に見えないが、人々を神の国に招き、礼拝する民とするために、今、この歴史の中で、父、子、聖霊として働いておられる唯一の神である。


著者:内藤淳一郎 (1999年〜2014年 当教会主任牧師)
2020年にクリスチャンプレスに掲載されたご本人のインタビューを下記のリンクよりお読みいただけます。 https://christianpress.jp/naitou-junichiro/

朗読はすべて教会員によるものです。文章と音声の転用はご遠慮ください。
この朗読は『一日の発見 365日の黙想』の著者、内藤淳一郎氏の許可を得て、日本バプテスト連盟西川口キリスト教会が作成し毎日発信しております。

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