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朗読 『一日の発見 365日の黙想』1月20日

1月20日

自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、思い悩むな。・・・・空の鳥をよく見なさい。

マタイによる福音書 6章25節


 私たちはともすれば、毎日、何を食べようか、何を着ようかということに終始し、思い悩んでいる。文明が発達し、物が溢れる社会になっても、生活の悩みは増す一方である。主イエスは思い悩む私たちに、「思い悩むな」と言い、「空の鳥を見よ」と言う。空の鳥は種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。「だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか」(26節)。主イエスは「あなたがたの天の父は」と言って、私たちを心にかけておられる父なる神の存在を語り、神への信頼を求める。神は人間を鳥よりも価値のあるものとして創造した。だから、人間には食べたり着たりする生活に終始して欲しくないのである。良い食べ物、良い服、良い生活だけを求めて生きる人は、人間を価値あるものとして創造した神のみ心に添わない、空しい人生を送っている。「あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(32~33節)。神が私たちに求めていることは、神の支配を信じて、神の義を行う者になることである。

 「明日のことを思い煩うな。神様は明日のことも心にかけてくださるのだから。一日一日を力一杯生きなさい」(24節、リビング・バイブル)。神に祈り、聖書から神のみ心を聞いて一日を始めるならば、仕事に追われる一日、病にせる一日も、その日は神に生かされた価値ある一日である。


著者:内藤淳一郎 (1999年〜2014年 当教会主任牧師)
2020年にクリスチャンプレスに掲載されたご本人のインタビューを下記のリンクよりお読みいただけます。 https://christianpress.jp/naitou-junichiro/

朗読はすべて教会員によるものです。文章と音声の転用はご遠慮ください。
この朗読は『一日の発見 365日の黙想』の著者、内藤淳一郎氏の許可を得て、日本バプテスト連盟西川口キリスト教会が作成し毎日発信しております。

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