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主日礼拝宣教要旨

2016年9月18日(日) 主日礼拝宣教要旨 「逆境に打ち勝つ信仰」マタイによる福音書7章24-29節

2016年9月18日(日) 主日礼拝宣教要旨 西川口キリスト教会 斎藤信一郎

 

主題)「逆境に打ち勝つ信仰」マタイによる福音書7章24-29節

「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」(24節)

家と土台

 

4月から6ヶ月かかった、主イエスの山上の説教シリーズが今回で終了です。最終話は、有名な岩の上と砂の上に建てた家の話です。とても分かりやすい反面、マタイが最後に持ってきた理由を考えさせられる箇所です。主イエスの主張は明解です。どんなに頑丈な家を建てても、土台が悪ければ、家はたちまちひどい倒れ方をして台無しになってしまうように、私たちの人生もしっかりとした土台の上に建てる必要があると語っています。そして、その土台とはもちろんイエス・キリストです。

この世には礼拝に行き、聖書の教えを聞く人は多くいます。しかし、その中には一生聞くだけでその教えを真剣に実行しようとしない人も多くいるのです。主イエスは神の言葉を命懸けで実行し続けた人です。だからこそ、「神の言葉を聞くだけでなく、行う人になりなさい」と呼びかけることができるのです。

この世の中には多くの宗教があります。そしてほとんどの宗教が、幸せに生きるための方法を教えています。特に大切にしたいポイントは、それらの宗教の共通点ではなく相違点、つまり固有の特徴の方です。キリスト教の重要な特徴の一つが、人間が真に幸福となり、また死後、天国に行くためには、罪の問題を正しく解決する必要があると言う点です。そして、その罪を赦し、清め、救って下さるお方は、神のひとり子イエス・キリストだけなのです。キリスト教は罪を悔い改め、罪の誘惑に勝利して生きることを導く宗教です。自分の罪と向き合うことは非常に難しいことです。しかし、自分の罪と正しく向き合い、悔い改めて生きる時、人は本当の生きる喜びを見出すことができるのです。

イエス・キリストは、だれよりもそのことを神の権威を持って教えられた方です。自分の罪と正しく向き合うことは、あらゆる逆境に打ち勝ち、神に喜ばれる生き方をし、また天国に入るための絶対条件です。この世に遣わされた神のひとり子イエス・キリストを人生の土台にして、わたしたちも日々歩んで参りましょう。

 

 

7:24 「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。

7:25 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。

7:26 わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。

7:27 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」

7:28 イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。

7:29 彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。

 

 

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