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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

「届く祈り、広がる愛」朴 思郁 牧師

2024年11月24日(日)
世界祈祷週間礼拝 宣教要旨
マタイによる福音書28章19-20節

「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

マタイによる福音書28章19-20節

11月第4週目の礼拝では、「世界バプテスト祈祷週間」を迎えたことを感謝し、祈りと献金を通じて信仰の絆を深め、神の国の広がりを祈る意義を共有しています。この週間を通じて、祈りが距離や文化の壁を越えて神の愛を伝え、献金が具体的な支援として働きを支えることを実感できます。ロティ・ムーンの生涯は、祈りを行動へと変え、文化や言語の壁を超えて人々と深く関わった弟子作りの模範であり、私たちに重要な教訓を与えています。
 マタイによる福音書28章19-20節に記された「行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」という大宣教命令は、特別な人々にだけでなく、すべての信徒に向けられたものです。「行って」という言葉には、日常生活の中で神の愛を示す姿勢が含まれており、その中心は「弟子とする」こと、つまりキリストの生き方を模範とし、信仰へ導くことです。私たちも、親切や誠実さを通じてキリストの愛を示し、小さな灯火となることができます。
 さらに、イエスが「世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と約束されたことは、困難や課題の中で希望を与え、信仰の証しを立てる力となります。この大宣教命令は、日常の生活を通じて神の愛を示し、希望を伝えるというシンプルで深い使命を私たちに示しています。
 祈りと献金は、神の国の働きを支える二本柱であり、教会の活動や社会の課題に応えるための重要な手段です。たとえば、インドネシア、ルワンダ、カンボジアにおける宣教活動や平和構築、教育支援は、祈りと献金によって支えられています。祈りは霊的な力を与え、献金はその働きを具体的に支える資源となります。これらは単なる支援の手段ではなく、私たち自身を神の愛の器として整えるものでもあります。
 祈りを通じて、私たちは希望と平和を求め、行動に移す力を得ます。たとえば、環境保護への取り組みや経済的困難にある人々への支援、和解のメッセージの発信などは、祈りが形となった具体的な例です。祈りと行動を通じて、私たちは愛を広げ、課題解決への道筋を築くことができます。
 世界祈祷週間において、私たちは祈りと賛美を通じて神の偉大さを称えながら、この使命を新たに覚え、具体的な行動に移すよう招かれています。祈りと献金の実践を通じて、神の愛が私たちを通してさらに広がり、世界中に希望と平和がもたらされることを祈り求めましょう。

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