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主日礼拝宣教要旨

「永遠に存続するものを求めて」高松 隆幸

2024年11月17日(日)
主日礼拝 宣教要旨
コリントの信徒への手紙二 4章16-18節

「だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」

 コリントの信徒への手紙二 4章16-18節

 今日の聖書箇所は、4章全体を表すテーマ「土の器に納めた宝」の締めくくりであり、全体を要約した言葉です。「外なる人」とは、見栄なき人間そのものでやがては衰えていく被造物(土の器)に過ぎない。これに対し「内なる人」とは、わたしたちの外から見えない部分であり、そこは、時が経っても古くならない新しさ(宝)を身にまとっていくのです。つまり、わたしたちが日々新たにされていくのは、聖霊を受けている証拠になるのです。ですから、わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある栄光をもたらせてくれるのです。パウロの言う一時的というのは、この世とやがて来る世界を対比して、終末の未来を軸に語っているからです。だから、神様の永遠の時に比べれば、この世の一時の艱難は一時的だと言っているのです。このためにわたしたちは永遠のビジョンを持つことの大切さを教えられます。
 わたしたちは、目先のことに縛られ、「見えるもの」にのみ心を奪われますが、「見えないもの」に目を注ぎ、永遠に存続する神様の栄光の希望を求めて歩んでいくものとさせてください。永遠のビジョンとは、わたしたちの人生設計をどうとらえるかが問われます。一時的な「見えるもの」ではなく、永遠の栄光に向かって「見えないもの」を目指すものとさせてください。そこには神様が常に伴ってくださり、わたしたちの信仰の足を強めてくださるのです。

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