2023年11月26日 (日) 礼拝宣教要旨
聖書箇所:フィリピの信徒への手紙 1章3-11節
「わたしは、あなたがたのことを思い起こす度に、わたしの神に感謝し、あなたがた一同のために祈る度に、いつも喜びをもって祈っています。」
フィリピの信徒への手紙 1章3-4節
今日は西川口教会と合同礼拝の機会が与えられ感謝しています。
今日の聖書の箇所ではパウロがフィリピの信徒たちを思い、祈り、励まされている様子が書かれています。パウロは自分が福音を伝えて創立した教会の群れをいつも心にかけ祈っていました。教会の中には分断があり、迫害があり、誤った教えがあり、貧しさがありました。励ましに行きたい、指導に行きたい、祈り合いたい。といつも願っていましたが、獄に捕らえられ訪問することができなくなっていました。パウロは自分が獄中にあってもフィリピの教会で人々が礼拝をし、福音を伝えている様子を思いながら、いつも喜びをもって祈っていました。わたしたちの協力伝道はそのような関係性の中にあるでしょうか。
コロナ禍でこの3年間、教会間の交流が減りました。今まで以上に諸教会の状況がより分かりづらくなりました。本当はコロナの前もなかなか互いを知り合い祈り合うような関係性作りが、きちんとできてはいなかったのではないかと思わされています。
コロナ禍で県外に行くことが難しく思われる状況下にあって、徳島の地に足が着いたような思いになっていました。徳島から出られないなら、徳島でできることを考えよう。徳島での交わりを大切にしよう。徳島での働きを充実させることができたらそれでよいのだ。と思うようになっていました。教会の交わりがとても温かく、祝されているなと感じています。徳島教会が祝されていて、充実しているなら、それでよい。と思っていたわたしを、主は引き出され理事とされました。また地域協働委員会の担当理事とされました。自分さえよければ、自分の教会さえよければ良い。という所から、もう一度協力伝道の必要を考える時をいただいています。まずは、連合の諸教会と出会い直しながら、互いを思う時に喜び祈り合うことができるような関係を築き直すところから、協力伝道の交わりを新たにしていきたいと考えています。
フィリピの信徒への手紙1章3-4節を読みたいと思います。 「わたしは、あなたがたのことを思い起こす度に、わたしの神に感謝し、あなたがた一同のために祈る度に、いつも喜びをもって祈っています。」