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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2011年7月17日「教会を身に受けて」(内藤幹子副牧師)

キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。(エフェソの信徒への手紙 4章16節)

多様性を愛し、美しいものとして喜ばれる神は、この地上に様々な教会を建てられた。オーソドックス、カトリック、アングリカンを含むプロテスタント諸派は、それぞれの特色を有しており、教会形成の理念にもそれぞれの独自性が表出している。

「バプテスト」の教会においては、「信仰告白をしキリスト者になる」こと即ち「教会員になる」ことであると言い得る。教会員は誰でも主の教会に仕える上で、同等の「権利」と「責任」を有する。それは「全ての教会員が同じ働きを同じ量だけしなければならない」ということを意味しない。教会のかしらである主イエスは、個々人の特徴や事情を誰よりもご存知であり、その主権において各々に相応しい在り方と役割を示して下さる。我々にとってはまず、主イエスによって召された共同体の中に「在り続ける」ことが肝要であり、各々は教会を愛し、教会について考え、祈ることにおいて、同等の大きな「責任」を果たすのである。

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