目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。
わたしの助けは来る/天地を造られた主のもとから。詩編 121編1-2節
若い頃、右手の神経と筋肉を破損する大怪我をして、埼玉から北九州市の名医を訪ねて一年間入院し、そこで5回もの手術を受けました。手術の度に少しずつよくなっては行きましたが、そう甘くはありません。退院はいつのことになるのやらと、先の見えない焦りの中、不安と寂しさでいっぱいになっては、病院の屋上から街の向こうに鎮座する皿倉山という山をよく眺めました。母に電話でそれを伝えると、手紙を送ってくれて、そこにこの聖句が書かれてあったことを思い出します。 M