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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2011年3月13日「まことの神に仕える」

 あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。(ヨハネによる福音書16章33節)

 3月11日、東北関東大震災によって甚大な被害がもたらされました。

 この世では、私たちは理不尽な苦難に遭います。「なぜ」と嘆くヨブに、神は嵐の中から「わたしが地の基を据えた時、あなたはどこにいたか」と問い、人間の理解を超えた神の計画があることを悟らせます(ヨブ38章)。私たちは神の被造物に過ぎません。私たちは自分で生きているのではなく、生かされているのです。主イエスは、「方々に飢饉や地震が起る。そういうことは起るに決まっているが、まだ世の終わりではない。これらは産みの苦しみである」と言い、人間に「終りの日」があることを悟らせ、その苦しみが来るべき生への希望につながるし、つなげるようにと語られます(マルコ13・7、8)。そして、「天地は滅びる。しかし、わたしの言葉は決して滅びない」(同13・31)と言われます。主の言葉を信じるならば、苦難に立ち向かう勇気と共に、死で滅びない永遠の希望が与えられます。

 主よ、命を失った者たちを憐れみ、被災地で生きる者に勇気を与えたまえ。;;”212″

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