わたしはまた、新しい天と新しい地を見た。最初の天と最初の地は去って行き、もはや海もなくなった。(ヨハネの黙示録 21章1節)
神は御子キリストによって、人間が罪のために失った「永遠の命」を与える救いの業を始めました。永遠の命とは、無限に続く命ではなく、「神が私たちと共にいて、私たちの神となる」というインマヌエルの命です。神を喜び、神の栄光のために生きる命です。神に愛され、神を愛する命の充満です。キリストの死と復活によって人を罪と死から救う「永遠の命」(神と共に生きる命)は、キリストを信じる者に与えられます。キリスト者は、信仰によって、インマヌエルの神の恵みを経験しています。しかし、それは終りの日、新しい天と新しい地が出現する時、成就するのです。長老ヨハネが見た冒頭の情景は、キリストによって与えられている「永遠の命」が完成された世界です。神はご自身の被造物を滅ぼすことが目的ではなく、最初の創造の目的を実現するために、終りの日に、完全な世界を創造するのです。;;”304″