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2010年8月15日「主の祈り−平和の祈り」

 わたしたちの負い目を赦してください。(マタイ福音書6章12節)

                          

 主イエスは、自分の罪を悔い改めて赦しを求めるならば、神は憐れみ、赦してくださるという福音を告げるとともに、「主の祈り」の中で、神に罪の赦しを祈るようにと教えた。私たちは自分の罪を認めて、赦しを乞うことが、なかなかできない人間である。「神よ、深い御憐れみをもって、背きの罪をぬぐってください。・・あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように」(詩編51編)。ダビデの祈りには、神の赦しがなければ、自分は滅びてしまうという鋭い罪の感覚がある。この感覚がないかぎり、私たちは罪を悔い改めることはせず、自分を正当化しようとする。

 私たちは「剣を持つ者は、剣で滅びる」と言われる主イエスの言葉の前で、日本が戦争中に東南アジアの人々に与えた甚大な損害と苦痛を心から謝罪したい。加害の事実を「水に流す」のではなく、悔い改めと謝罪をしなければ、たとい経済関係は発展しても、国民同士の本当の関係を築くことはできない。私たちは他国の信頼と尊敬を得るために、戦争の愚かさと悲惨を語り継ぎ、共に平和を希求してゆきたい。;;”334″

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