アブラハムはその場所を「主は備えてくださる」と名付けた。そこで、人々は今日でも「主の山に、備えあり」と言っている。(創世記22章4節)
神はアブラハムに、愛する独り子イサクを「焼き尽くす献げ物」とすることを命じられた。これは自分が神の命令に従えるかという試練である。アブラハムは神の命令に従った。イサクをほふろうとした時、天から「その子に手を下すな。あなたが私の命令に服従する者であることが分かった」という言葉があった。そして、息子の代わりに焼き尽くす捧げ物とする雄羊が備えられた。
アブラハムは神の言葉に従うことの厳しさを思いながら、神は神に従う者に、必ず良いものを備えてくださるという信仰を与えられ、喜びを噛みしめながら神を礼拝した。アブラハムは内側から突き動かす神の深い促しに従うことによって、神がどのような方であるかを少しずつ知る者となった。;;”308″