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2009年6月21日「わたしたちの造り主」

 神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。(創世記1章27節)

 

 創世記は、神が天地の創造者としてご自身を現わし、語られた言葉を、イスラエルの民が信じて語り継ぎ、今から2500年前にまとめた聖書の一巻である。人間が生きている意味は何か。人間とは何か。この問いに答えるのは、神の啓示の書である聖書をおいて他にない。

 冒頭の「神にかたどって」とは、神の姿かたちではなく、神の人格である。神は語りかける人格である。神は交わりを持つ人格存在として人間を創造した。すべての被造物の中で、神は人間だけを人格存在として創造し、これと語り、これと交わりを持とうとされる。「男と女」の区別も、人間は異性という他者と向き合う「交わりをもつ存在」として創造されている。人は一人で生きることはできない。交わりの中で、生きる。しかし、何にも先だって、神との交わりによって、生きる。神は私たちに語りかけ、交わりを求められる。しかも、一方的に交わりを求めるのではなく、私たち人間の方からも神との交わりを求める自由な存在として造られた。私たち人間だけが神に話しかけ、神の語るのを聞き、神に従ったり、従わなかったりできる。

 「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました」(ヘブライ1・1−2)。;;”221″

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