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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2008年7月13日

私は神からの助けを今日までいただいて、固く立ち、小さな者にも大きな者にも証しをしてきましたが、預言者たちやモーセが必ず起こると語ったこと以外には、何一つ述べていません。(使徒言行録26章22節)

パウロはローマの囚人となったが、弁明の場を与えられて、何度もキリストの福音を語った。その説教が22章から26章に記されているが、内容はほとんど同じである。

まず、パウロはキリキア州のタルソスで生まれたユダヤ人で、エルサレムで育ち、ガマリエルのもとで律法について厳しい教育を受け、熱心に神に仕えたかつての自分について語り、聞いている人々と同じであると言う(5節)。次に、パウロは回心の出来事を語る。すなわち、復活の主イエスの顕現によって、律法を厳しく守り、熱心に神に仕えていた人生を転換させられた証しを語る(16節)。そして、神が死んだ主イエスを復活させたのは、人々が主イエスを信じて罪の赦しを得、神に立ち返り、神の恵みにあずかるためであると、キリストの福音を語る(18節)。主イエスは神が約束されたメシアであり、主は「苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して」(23節)、今は、全世界の人々に救いの光を語り告げる。主イエスの復活は、私たちが復活することと、神の裁きの前に立つことの確証である(24・15)。

主イエスの苦難と復活による神の救いは、旧約の預言者たちが語ったことで、パウロ自身もそのこと以外に語っていないと、今日の聖句で語る。キリストの福音を語ることは、聖書の証言に即して語ることであると再確認させられる言葉である。私たちは信徒であれ、牧師であれ、神によって救われた自分の証しと共に、キリストの福音を聖書の証言に即して語れるようにしたい。 ;;”267″

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