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主日礼拝宣教要旨

12月31日(日)  礼拝宣教要旨 「変わらぬ神の愛」 ローマの信徒への手紙 5章1-11節

西川口キリスト教会 高松隆幸

しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。

ローマの信徒への手紙 5章8節

 今日の聖書箇所を通して、わたし達の信仰は、神との平和であり、神との和解であると述べられています。そして、そのためには聖霊によりわたし達の心に注がれる神の愛が必要ですと続いています。神の愛はわたし達に賜っている聖霊の働きによるものです。聖霊は、信仰において神からわたし達に注がれる生ける力である、と同時に神の働きであります。

愛について、コリントの信徒への手紙Ⅰ 13章4~7節では「愛は忍耐強い。愛は情け深い。」から始まり、続いて愛の性質を八つの否定と五つの肯定で語っています。「ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」愛の性質がこのように多くの否定をもって説き始められているのは、わたし達がいかに真の愛に欠けているかを物語るためと言えましょう。自分はまことの愛からいかに遠い人間かがわかります。しかし、愛という時、その基には必ず神がおられ、キリストによってその愛は信じるものに与えられます。なぜなら、キリストは、不信心なもの達のために、罪人であったわたし達のために、死んでくださったからです。これによって、神はわたし達に愛を示されたのです。

新しい年の念頭に当たり、これまでも、これからも、変わらぬ教えとして示される主イエスの愛に共に生きるものでありたいと願います。

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