ようこそ西川口キリスト教会のホームページへ

地域と共に歩む桜並木の教会

教会員ページ
主日礼拝宣教要旨

2017年5月21日(日) 礼拝宣教要旨 「なぜ 空を見上げているのか」 使徒言行録1章8節

西川口キリスト教会 山㟢美奈

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」

使徒言行録1章8節

「イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠をもって使徒たちに示し、四十日にわたって彼らに現れ、神の国について話された」と、使徒言行録1章3節にあります。弟子たちがイエス様の復活を未だ信じ切れず、また神の国についてもイエス様からの教えを40日に渡っていただく必要がありました。イエス様は「都に留まり、父の約束されたものを待ちなさい。」とお命じになります。弟子たちにはそれが何なのかまだ分かりません。弟子たちはイエス様に「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と、当時のユダヤ人の希望を反映するような、なんとも「この世的」な質問を投げかけます。それに対し、イエス様は1章8節で「わたしの証人となる。」と弟子たちに語ります。それは私たちにも向けられた主の言葉であり、私たちは果たしてイエス様の証人として責任をもってイエス様の贖いの十字架と復活を証言する人生を歩むことができるだろうか・・という問いを与えられます。イエス様はこう話し終わると天に上げられ、弟子たちはそれをいつまでも見つめているのです。白い服を着た二人の人の「ガリラヤの人たち、なぜ天を見上げているのか・・」という言葉に、弟子たちは自分たちに託されたイエス様の証人としての生き方を、祈りとみ言葉によって求めて待つことを思い出すのです。

関連記事

PAGE TOP