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主日礼拝宣教要旨

2016年12月25日(日) 礼拝宣教要旨「イエス・キリストの両親」創世記2章24-25節

2016年12月25日(日) 礼拝宣教要旨 西川口キリスト教会 斎藤信一郎

 

主題)「イエス・キリストの両親」創世記2章24-25節

「こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。人と妻は二人とも裸であったが、恥ずかしがりはしなかった。」

 

神はアダムの大切なあばら骨を抜き取って彼の生涯の伴侶となる女性を造り、夫婦として結ばれます。人間にとっての真の幸せとは、完全になることでも、だれよりも優れた存在になることでもなく、互いの欠けを補い、尊敬しあい、助け合って生きる仲間に恵まれることだと示されます。

神が全世界の救い主をこの世に送る時に選ばれたのも、人間的には未熟で様々な欠けがある夫婦でした。

完全な神が、不完全な人間の子どもとして生まれてくることは、本来は有り得ない話です。しかし、神が私たち人間のあらゆる現実の弱さ、苦しみ、悲しみを自らの問題として引き受けて下った、それが、クリスマスの意味していることなのです。

赤ん坊はこの世で最も弱く、助けなしには生きられない存在です。しかし、とても大切な能力を持った存在でもあります。赤ん坊は自分を守ってくれる母親がだれかを良く知っています。母親から離されると、なかなか泣き止みません。しかし、母親の元に居る時は、神から授かった特別な笑顔で、あらゆる人の心を和ませる力を持っています。

私たちは一人ひとり、神からかけがえのない存在としてこの世に生まれました。しかし、そのことを自覚せず、神から離れて自分勝手に生きている人も少なくありません。イエス・キリストは、そのような人々が罪を悔い改めて神に立ち帰り、真の平安と希望、そして生きる使命を見出して生きるようにと導いて下さる救い主です。今もこの世には、キリストの福音や助けを必要としている人々が大勢います。来る一年も神のそばを離れず、共に成長しながら、まわりの人々を笑顔にし、希望を見出す一年にして行きましょう。

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