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主日礼拝宣教要旨

2015年3月1日「神の国の福音」ルカによる福音書4章42~44節(斎藤信一郎牧師)

「神の国の福音」2015年3月1日 ルカによる福音書4章42~44節

 

ルカによる福音書4章43節  イエスは言われた。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。わたしはそのために遣わされたのだ。」

 

今月は主の祈りの第二の祈り…「御国を来たらせたまえ」について御言葉に聞いて行きます。この祈りを祈る時に私たちはどのような御国をイメージしながら祈ることができるでしょうか。御国のもうひとつの言い方は神の国です。新約聖書にはこの神の国という表現が68回登場します。神の国というテーマが新約聖書でどれほど大切なものかが分かります。今回はこの神の国という言葉がどれほど大切な言葉なのか御言葉に聞いて行きましょう。マタイ6章33では主イエスが何よりもまず神の国を求めることを教えています。マルコ1章15節では主イエスが「神の国が近づいた(目の前まで近づいてしまっている)」と語りながら伝道されたことが記されています。ルカ4章43節では主イエスの最大の使命は神の国を告げ知らせることだと語っておられます。ルカ8章や9章では十二弟子や72人の弟子を宣教に派遣する時に神の国を述べ伝えるように命じています。ルカ12章32節には「小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。」と述べ、神の国こそ父なる神が喜んで与えて下さろうとしているものだと教えられました。ルカ13章18節には主イエスが「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。」とたえず思案していたことが語られています。使徒言行録1章3節には復活された主イエスが40日間にわたり最後まで神の国について弟子たちに語られたことが述べられています。8章12節では初代教会の執事の一人フィリポも、19章8節・28章23節と31節では使徒パウロも神の国を述べ伝え続けたことが語られています。神の国こそ、父なる神と御子イエス・キリストが私たちに伝え、導こうとされた福音の中心主題だということが分かります。共に今月は神の国についての理解を深めて参りましょう。

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