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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2014年10月5日「歩きながら祈る」(斎藤信一郎牧師)

道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。(使徒言行録17章23節)

今月は「絶えず祈る」という総合テーマをもとに御言葉に聞いて参ります。今回の聖書箇所の舞台となっているのはギリシャ半島にあるオリンピック発祥の地としても有名なアテネです。そこに伝道に行ったパウロでしたが、歩きながら様々な礼拝施設が目に入ります。中でも『知られざる神に』という礼拝所まであるのを目撃し、アテネの人々が信心深いことを理解していきます。今回の聖書の御言葉はアレオパゴスという集会所でパウロが民衆にキリスト教について講演することを許可された際の冒頭の出だしの言葉です。そしてここには絶えず祈るための大切な視点が示されているのです。私は以前『プレイヤーウォーキング』という本を通して歩きながら祈るという方法を知って、祈りの幅が大いに広がるという経験をしました。祈りは必ずしも、静かに家庭でしたり、教会に来てする必要はなく、Ⅰテモテ2章8節にもあるように「どこででも祈る」ことができるのです。パウロが地域に関心を寄せて歩き、それによって伝道の言葉を組み立てていったように、私たちは近所を歩きながら、地域の必要に目を向け、すれ違う人々や車、地域に住む人に神の祝福とキリスト教への導きを祈りながら歩くことができます。今日ではそれを広げて車や電車や飛行機に乗っている時にも目に入る人々のためにとりなし祈るようになりました。祈りの可能性は無限です。今週も絶えず祈りながら主なる神に仕えて参りましょう。

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