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主日礼拝宣教要旨

「新たな一歩を踏み出そう」 朴 思郁 牧師

2025年1月5日(日)
主日礼拝 宣教要旨
ローマの信徒への手紙 12章1-3節

「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。」

ローマの信徒への手紙 12章1-3節

 新年、明けましておめでとうございます!
 2025年を教会の皆さまと共に迎えられることに感謝いたします。この一年、主の恵みと祝福が皆さま一人ひとりに豊かに注がれますよう、心からお祈り申し上げます。
 今年の干支、乙巳(蛇年)にちなみ、イエス様の「蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい」(マタイによる福音書10章16節)の言葉を思い起こします。イエスは弟子たちに、「狼の群れに羊を送り込むようなもの」(マタイによる福音書10章16節)という状況に直面することを予告されました。迫害や敵意にさらされる弟子たちは、賢明さと純粋さをもって使命を果たすよう求められました。この教えは、現代を生きる私たちにとっても重要な指針です。
 今日の聖書箇所、ローマの信徒への手紙12章1-3節は、蛇の賢さと鳩の献身をどのように実現するかを具体的に教えています。「自分の体を、神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい」(12章1節)とあるように、日々の生活そのものを神への礼拝とすることが求められています。家庭での愛、職場での誠実さ、教会での奉仕など、小さな行動一つ一つが神への献身の表れです。
 また、「この世に倣わず、心を新たにして神の御心をわきまえる」(12章2節参照)という教えは、環境に流されることなく、神の導きに基づいた判断をする重要性を示しています。変化を恐れずに受け入れ、成長の機会を見出すことで、新たな信仰の歩みを始めることができます。
 さらに、「自分を過大に評価してはなりません」(12章3節)という教えから、謙虚に自分を見つめ、神から与えられた賜物を正しく理解する大切さが強調されています。賜物や能力は神からの恵みであり、それを互いに補い合いながら用いることで、信仰共同体の成長に貢献できるのです。教会全体が神の御業を担う共同体として歩んでいけたらと願います。
 この一年、神から与えられた賜物に感謝し、新たな一歩を踏み出しましょう。具体的な行動を通じて信仰を深め、神の栄光のために共に歩んでまいりましょう。主にある希望と喜びに満ちた一年となりますよう、心からお祈りいたします。

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