ゼカリヤ書11章16節
「彼は見失われたものを尋ねず、若いものを追い求めず、傷ついたものをいやさず、立っているものを支えもせず、・・・」
この言葉は、預言者ゼカリヤが言う、愚かな羊飼いのことです。これに対してイエスは「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。」(ヨハネによる福音書10章11節)と言います。
見失われたものを尋ね、若いものを追い求め、傷ついたものをいやし、立っているものを支えます。自分で立っていると思う時でさえ、実はそっと支えられていたのだと思うと、なんだかその思いがけなさに言葉を失います。
A.Y