ようこそ西川口キリスト教会のホームページへ

地域と共に歩む桜並木の教会

教会員ページ

朗読 『一日の発見 365日の黙想』4月13日

4月13日

良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか。

ローマの信徒への手紙10章15節


 主イエスは私たちの罪がもたらす十字架の裁きを、私たちに代わって引き受けて死んだ。神はこの主イエスを死者の中から復活させ、信じる者を救う主、キリストとして立てられた。すなわち、神はイエス・キリストを通してご自身の義と愛を現わし、信じる者の罪をゆるして、神の子として受け入れてくださるのである。この「良い知らせ」(福音)を聞いて、「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」(13節)。
 しかし、信じたことのない方を、どうして呼び求められよう。主の名を呼び求めるのは、主を信じたからである。しかし、聞いたことのない方を、どうして信じられよう。主を信じたのは、福音を聞いたからである。しかし、宣べ伝える人がなければ、どうして聞くことができよう。福音を聞くことができたのは、福音を宣べ伝える人がいたからである。しかし、遣わされないで、どうして宣べ伝えることができよう。福音を宣べ伝える人は、主から「全世界に出て行って、福音を宣べ伝えなさい」と命じられ、遣わされたからである。このように、神はすべての人が救われるために、福音を宣べ伝える人を遣わされる。
 福音によって先に救われ、神の子とされた私たちは皆、主イエスによって全世界に遣わされる伝道者である。今、私たちが生活をしている場所は、主に遣わされている「世界」である。こうして、「神の声は全地に響き渡り、その言葉は世界の果てにまで及ぶ」(18節)。神は伝道の働きをやめない。神は、「反抗する民に、一日中手を差し伸べておられる」(21節)。福音を宣べ伝える者の足が「美しい」のは、伝道の働きが、反抗する民にも手を差し伸べる神の真実を映し出すからである。


著者:内藤淳一郎 (1999年〜2014年 当教会主任牧師)
2020年にクリスチャンプレスに掲載されたご本人のインタビューを下記のリンクよりお読みいただけます。 https://christianpress.jp/naitou-junichiro/

朗読はすべて教会員によるものです。文章と音声の転用はご遠慮ください。
この朗読は『一日の発見 365日の黙想』の著者、内藤淳一郎氏の許可を得て、日本バプテスト連盟西川口キリスト教会が作成し毎日発信しております。

PAGE TOP