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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2020年11月15日(日) 子どもを覚える礼拝 「光の子として生きる」

朴 思郁 協力牧師

「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい。」

エフェソの信徒への手紙5章8節

きょうは「子どもたちを覚える礼拝」として主の日を守っています。今年は、コロナ危機の中、使徒パウロの言葉を通して、今の時代を生きるために、大切なことは何なのかを共に考えることができればと思います。使徒パウロは、私たちにこの世の中で「光の子として生きる」ようにと勧めています。イエスは、「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ」(ヨハネ8:12)と言われました。そのため、イエス様を信じる者は、「まことの光」であるイエスに従って生きるのです。まさに「光の子として生きる」のです。
それでは「光の子として生きる」ために私たちには何が求められるのでしょうか。まず、自分が何者なのかを確かめることです。使徒パウロは、「あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています」と言います。私たちが生きていく中で何より大切なのは、「私は何者なのか」という自己理解をしっかり保つことです。つまり、「光の子として生きる」ために求められるのは、「私は全く神によって生かされている」という意識を持つことが何より大切なのです。
また、自分の内面を鍛えることです。この時代を生きるために必要な価値観、生き方をしっかり整えることです。私たちは、単にイエス様が救ってくださったことを覚えることだけではなく、光の子として持つべき内面の資質を整えることです。常にイエス様に照らし合わせながら、自分の価値観や生き方を振り返り、見直していくことが大切なのです。
最後に、未来に向かって行動することです。どんな世界を夢見て、何を目指して生きるのかをしっかりと受け止めて、そのために自分のできる限りの最善を尽くすことなのです。使徒パウロは、「眠りについている者、起きよ。死者の中から立ち上がれ。そうすれば、キリストはあなたを照らされる」(14節)という言葉を紹介します。いかなる時代環境でも、「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」と語りかけてくださる主イエスに従って歩んでいきたいと願います。


アイキャッチ画像 Michal JarmolukによるPixabayからの画像 

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