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主日礼拝宣教要旨

2018年12月30日(日) 礼拝宣教要旨 「ヨハネの伝言」ヨハネによる福音書 1章14-18節

西川口キリスト教会 戸田 浩司

ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。」

(ヨハネによる福音書1:15)

 バプテスマのヨハネは父ザカリヤと同様に祭司の務めをすることもできましたが、聖書に預言されたとおりイエス・キリストがこの世に来られることを人々に伝える役割に徹する生き方を選びました。ヨハネが人々に悔い改めるよう宣べ伝えた「荒れ野」は文字通りの荒れた野原であったでしょうし、またこの世で困難な生活を強いられている人たちが暮らしている環境と捉えられるかもしれません。いずれにしてもヨハネは恵まれているとはとてもいえない境遇の中でイエス様の来るべき道を整えていました。
 ヨハネがその生涯を通じて人々に伝えたかったこと、それは神さまの知恵がイエス・キリストという今まで見たことのない形でこの世に降ってきてくださり、イエス様が私たちの罪の身代わりになってくださったことによって「永遠の命」をわたしたちが賜ったことでした。それまで神さまを直接見た人間はいませんでしたが、私たちはイエス・キリストを通して神さまを知ることができました。
 現代の日本社会の中でイエス様を証ししていくことはたやすいことではないかもしれませんが、恐れず勇気を出しなさいとイエス様は言っています<これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。>(ヨハネによる福音書16:33)。
イエス様はこの世の闇に対して既に勝利されています。イエス様自身が人間となって苦難の道を歩んでくださり私たちに永遠の命を得る方法を示してくださいました。ヨハネにならって聖書のみことばを謙遜にそしておそれずに語っていくものでありたいと心から願います。

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