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主日礼拝宣教要旨

「新しい息吹を受けて」 朴 思郁 牧師

2025年11月30日(日)礼拝宣教要旨
聖書箇所:ヨエル書3章1-5節

「その後/わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し/老人は夢を見、若者は幻を見る。」「しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。」

ヨエル書3:1、5

 本日の宣教主題「新しい息吹を受けて」は、ヨエル書3章1〜5節に基づいています。預言者ヨエルは、イナゴの災害という絶望的な状況の中で民に悔い改めを呼びかけ、その後に訪れる恵みの時代を預言しました。「わたしはすべての人にわが霊を注ぐ」という約束は、神の救いの計画がすべての人に開かれていることを示す驚くべき宣言です。
 旧約の時代、神の霊は選ばれた一部の人々にのみ注がれるものでしたが、ヨエルは息子も娘も、老人も若者も、奴隷となっている男女にさえも神の霊が注がれると預言しました。この約束は、ペンテコステの日にペトロが引用し、聖霊を受けた弟子たちによってあらゆる国の人々に福音が宣べ伝えられることで成就しました。今も変わることなく、イエス様の神の国の福音が分かち合われる所では、悔い改めと、希望と喜びが沸き起こります。
 私たちが生きる現代もまた「血と火と煙の柱」で満ちているように思えます。能登半島では震災と豪雨の被害が重なり、今なお多くの方々が仮設住宅での生活を余儀なくされています。子どもの貧困、高齢者の孤立、世界各地での戦争や紛争、被造世界の破壊など、目を覆うばかりの状況があります。このような世界の中で、私たちに託された使命とは、「神さまがあなたと共におられ、あなたは神さまの大切な宝物だ」という知らせを、全身全霊をもって届けていくことです。世界バプテスト祈祷週間を迎えるこの時、祈りと献金という形での参与が、私たち一人ひとりに開かれた大切な道であることを覚えます。
 「しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる」という言葉は、恐ろしい状況の中にあっても与えられる希望の約束です。私たちは不安や恐れを抱えていますが、イエス様は「小さな群れよ、恐れるな」と語りかけ、「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい」と招いてくださいます。神の霊、新しい息吹を受けるとき、私たちは身近な場所で神の言葉を分かち合う者として遣わされます。それは大きな働きでなくても構えません。困っている友だちのそばにただそっといるだけ、「大丈夫!」と一言語りかけるだけでもよい。なぜなら、そこに神様が共にいてくださるからです。
 私たちの祈りは小さく、献げることのできるものも限られているかもしれません。しかし、その小さな祈りと献身が、インドネシアの野口宣教師の働きを支え、ルワンダの和解の業を支え、世界中で福音を届ける働きを支えています。この希望を胸に、新しい息吹を受け、それぞれの場所へと遣わされていきましょう。そして歩み疲れたなら、いつでも主のもとに立ち帰りましょう。「小さな群れよ、恐れるな」と語りかけてくださる主が、私たちを迎えてくださいます。

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