この曲は、日本バプテスト連盟のオリジナル創作賛美歌のひとつです。伝統的な賛美歌を紹介するのも嬉しいことですが、このような新しい賛美歌も『新生讃美歌』には収録されており、今もなお、新しい賛美歌が生まれていること、教会音楽が豊かに育まれていることをお伝えしたいと思います。
新生讃美歌166番「いと高きところには」は、短く、歌いやすい賛美歌として百合丘教会のクリスマス集会のために、同教会員で奏楽奉仕者の小林邦子さんによって作詞、作曲されました。モダンで流れるようなメロディーが印象的です。伴奏用にコードがついていますので、ピアノやオルガンに限らず、ギターなどの弦楽器に合わせて歌うこともできます。
「当時、身分の低かった羊飼いたちに、天使によってイエス・キリスト誕生の知らせがなされるこの場面は感動的です。(新約聖書の)ルカによる福音書2章の状況をイメージしながら歌っていただけると幸いです」(新生讃美歌ハンドブックP.34より抜粋)との作曲者のコメントです。
今回の演奏はオルガンのソロになりますが、オルガンの音色と共にクリスマスを覚えて歌詞を味わっていただけたらと思います。
「いと高きところには」
いと高きところには
栄光神にあれ
地には平和
みこころにかなう人にあれ
主をほめたたえよう
世のひかり主イエスを
よろこび伝えよう
キリストは生まれた
出典:『新生讃美歌』日本バプテスト連盟
歌詞 日本バプテスト連盟使用許諾済み
演奏・文章
山嵜美奈 教会音楽スタッフ