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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

「復活の力を生きる」朴思郁協力牧師

2024年3月31日イースター礼拝宣教要旨
聖書箇所:フィリピの信徒への手紙 3章7-11節

 

「わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。」

フィリピの信徒への手紙 3章10-11節


 イースターおめでとうございます! イースターはイエス・キリストの復活を祝う特別な時期で、キリスト教の希望の象徴です。この時期には、ジョン・ダンの「死よ、驕るなかれ」を引用して、死がキリストによって克服され、信者に永遠の命が約束されていることを思い出します。また、使徒パウロのフィリピの信徒への手紙を通じてイースターの深い意味を改めて考えたいと思います。 パウロの人生の転換点は、キリスト教に回心した後、彼の価値観と生き方が根本的に変化したことにあります。かつてユダヤ教の伝統や律法に固執し、教会を迫害するほどの熱心さを持っていましたが、復活したキリストとの個人的な関係を経験し、これらを無価値と見なすようになりました。この変化は、キリストとの結びつきの重要性を強調し、彼にとってキリストを知ることが人生で最も価値ある体験になりました。パウロの経験は、キリストとの関係を優先し、彼の教えに従い、キリストの復活がもたらす新しい命と希望を心から信じることの重要性を伝えます。これは、キリストとの深い関わりから真の平和と満足を見出し、信仰の道を歩む上で目指すべき究極の目標です。 今日、イースターの礼拝と共に今年度の最後の礼拝を迎えます。この一年間に直面した挑戦と困難をキリストとの絆を深める機会として感謝しましょう。共に過ごした瞬間や信仰の共有は、神の無限の愛と恵みを示しています。過去一年間で受けた無数の祝福に感謝し、神の恵みに対する感謝の心を持ち続けることで、私たちの信仰生活はさらに豊かになります。 新たな年度に向けて、使徒パウロの「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、目標を目指してひたすら走る」という言葉を胸に、新しい決意を固めましょう。 キリストの復活は、新しい視点と未来への希望をもたらし、新たな目標に向かう勇気を与えます。キリストの復活の希望を持ちながら、精神的および霊的成長を目指し、信仰共同体として互いを支え合いながら成長していくことができるのです。 キリストの復活の力を日々の生活の指針として、信仰の道を新たな目標に向かって歩むことが何より大切です。新しい年度が教会員の皆様にとって、キリストの復活の喜びと力に満ちたものとなり、神の恵みによって、私たちの歩む道が新たな希望と愛で満たされることを心から願います。

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