2023年7月16日 献堂記念感謝礼拝 宣教要旨
聖書箇所:マタイによる福音書 6章25-34節
「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」
マタイによる福音書 6章33節
本日、私たちは献堂記念感謝礼拝を迎え、13年前に喜びと感謝をもって新しい会堂を主に捧げたことを思い起こします。この会堂は教会共同体の象徴であり、単なる建物や組織ではなく、神の愛と恵みによって結ばれた共同体であり、神の御心を生きる場所です。私たちが集まることで神との関係を深め、お互いを励ましながら成長していきます。献堂記念感謝礼拝を通じて、教会の存在意義と使命を再確認したいと願います。
まず、教会のアイデンティティを確認することが重要です。教会はエクレシア(教会)と呼ばれ、神の愛によって結ばれた共同体であり、神の御心を生きる場所です。私たちのアイデンティティを確かめることは、神に対する深い信頼と関わりがあります。私たちは神の配慮と導きに頼り、互いに支え合いながら神の愛と御心を実践する使命を持っています。エクレシアとしてのアイデンティティを確認し、神に頼りながら生きることで真の喜びと満足を見出し、神の栄光を輝かせることができるのです。
次に、最優先の価値を確かめることも重要です。私たちの教会の物差しは神の国と神の義です。最優先の価値を見出すためには、神の御言葉を学び、神の愛や公義、慈悲、正義といった価値観を実践する必要があります。私たちは神の国と神の義を重視し、聖書の教えと共に生きることで真の幸福と充実感を見出し、他者との関係を築き、社会に仕えることができます。私たちの最優先の価値は、神に対する徹底的な信頼と神の御心に従った生き方によって明確になるのです。
さらに、私たちのビジョンを確かめることも重要です。教会は神の計画の一環であり、神の国の実現と福音宣教を追求する使命を持っています。私たちは地域に密着して福音を広めることを目指し、高齢者ケアやデジタルツールの活用などの課題に取り組み、若い世代との関わりを大切にするべきです。私たちのビジョンは、神の御心に導かれ、神の愛と真理を具現化し、希望と変革をもたらす存在となることです。私たちの教会は神の国の一部として、神の愛と真理を広める使命を果たすことができるのです。
私たちの教会が13回目の献堂記念感謝礼拝を迎えることは、神の恵みと導きの証です。私たちは、この節目をお祝いし、私たちのアイデンティティ、最優先価値、ビジョンを確かめながら新たな出発とし、神に頼り、信頼して、神の御心に従って歩み続けたいと願っています。私たちの教会は輝きを増し、神の愛と真理を広める力となることを願いつつ、感謝と喜びを持ちながら、希望に満ちた心で未来に向かって進んでいきましょう。