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主日礼拝宣教要旨

2021年10月10日(日) 在宅主日礼拝宣教要旨 「律法には何と書いてあるか。 あなたはそれをどう読んでいるのか」ルカによる福音書10章25-37節

「しかし、必要なことはただ一つだけである。」


ルカによる福音書10章42節

上原一晃 神学生(篠崎キリスト教会)

今日の招詞にルカ10:42 を選びました。「しかし、必要なことはただ一つだけである。」
-ガラテヤ3:27-28「洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです」。
・私たちはなぜ、日曜日に教会に集まるのか。神の言葉を聞く為だ。そして教会では神の言葉が語られる「洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ている・・・そこでは男も女もない」。それにもかかわらず、社会の中では男女間に差別があり、教会も伝統的に牧師は男性で、彼は御言葉の学びに専念し、教会の雑事は女性である牧師夫人が行うことが暗黙の了解になっている。また日本には女性牧師が少ない現実がある。女性が御言葉を語ることに拒否感を持つ人々が多いからだ。私たちもまた、主の足元に座って御言葉を聞くマリアを排除しているのでないだろうか。私たちも伝統的役割分担から解放されて、男女の新しい在り方を模索する必要があることを、「マルタとマリア」の物語は教えています。
-ロ-マ9:17「実に、信仰は聞くことにより、しかも、キリストの言葉を聞くことにより始まるのです。」
・「律法には何と書いてあるか。あなたはそれをどう読んでいるか」は、
私たちクリスチャンにとって聖書に向き合う者の信仰の根幹、生き方の基軸そのものを問いかけられています。
コロナ危機を私たちは2年間過ごそうとしています。アフターコロナではなく、withコロナの時代を生き続ける事になるのかもしれません。
礼拝も対面型だけでなく、zoomやFacebook、lineなどのSNSを利用した多様な礼拝の形を模索しています。
しかし、兄弟姉妹と共に神を求める・御言葉を聴く・聖書に聴く礼拝は変わりません。
・神を求めなさい。神の言葉を聴きなさい。聖書に聴きなさい。
・必要なことはただ一つだけイエスとの交わり・御言葉・福音を聴くこと。
・その為に本日西川口教会の礼拝に兄弟姉妹と共に招かれましたことを感謝し、結びの言葉にしたいと思います。


アイキャッチ画像 erinbetzkによるPixabayからの画像 

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