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主日礼拝宣教要旨

2021年2月28日(日) 在宅主日礼拝宣教要旨 「子ろばに乗って」マタイ福音書21章1-9節

飯能バプテスト教会 足立 和子 牧師

見よ、お前の王がお前のところにおいでになる、柔和な方で、ろばに乗り、荷を負うろばの子、子ろばに乗って。 

マタイ福音書21章5節b


主イエスさまはベトファゲに近づくと、弟子たちに言われました。「向こうの村に行きなさい。あなたがたはすぐに、雌ろばと子ろばを見つけるでしょう。それらを私のもとに引いてきなさい。」
人々は預言の言葉を知り、長い間待ち焦がれていました。
― 娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓呼の声をあげよ。
  見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者
  高ぶることなく、ろばに乗って来る、雌ろばの子であるろばに乗って。

            ゼカリア書9章9節

 イエスさまがろばに乗り進まれると、大勢の群衆が自分の服や木の枝を道に敷きました。人々は道の両側を埋め尽くし、歓喜の声を上げ続けました。「主の名によって来られる方に、祝福があるように。いと高きところにホサナ。」「主よ我らを救いたまえ」。ろばは、動きも遅くそれほど格好よく目立つ存在ではありませんでした。けれど人々の労働を毎日助け、重くて担げない荷を運び続けていました。
 王の中の王、メシアキリストは、人々を愛し、平和を願い、捕らえられ鞭うたれ唾を吐きかけられるエルサレムに、そのろばの背に乗り入って行かれました。
今も多くのろばの背中には、十字架があります。頭から背中に前足をつなぐ両肩の上に、その十字架は描かれています。
 2021年私たちは、コロナパンデミック、大きな地震、自然環境の破壊、人々による争いの中に生きています。社会は傷つき、難民や、息苦しさを抱える人々が生み出され、ミャンマー、沖縄、日本中に、世界中に、苦しみ悲しむ方たちがおられます。神さまの愛と平和の世界をわたしたちが求め、共に生きることができますように。主の光を隣人にお届けする者となれますようにと願います。


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