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今月の聖句

教会のメンバーが贈る〝5月の聖句〟

主は彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼らは昼も夜も行進することができた。昼は雲の柱が、夜は火の柱が、民の先頭を離れることはなかった。  
                   出エジプト記 13章 21-22節
 

 この箇所はイスラエルの人が、エジプトの奴隷としての苦しい生活から抜け出して、新しい神さまの契約の土地へ向かっていく、苦しい旅を記した箇所です。この聖書箇所の賛美歌として新生讃美歌73番の「善き力にわれ囲まれ」という賛美歌があります。
1節 善き力にわれ囲まれ、守り慰められて、世の悩み共にわかち、新しい日を望もう…
2節 たとい主から差し出される、杯は苦くても、恐れず感謝をこめて、愛する手から受けよう…
という歌詞があります。1節の歌詞は「そうだよな…」と深く考えずとも賛美することが出来ますが、2節の歌詞は「苦い杯を感謝して受けることなんか出来ない…」と神さまに訴えながら、心が壊れるような思いで賛美し続けた時がありました。祈り続け、賛美し続けた、「時」が私を変えてくれました。決して苦い杯が取り除かれることは、なかったけれど、苦い杯を差し出した主は、先立って私を照らして下さっている。そして、私の苦い杯を一緒に受けて下さっている。祈り続け、賛美し続ける中で私が見つけた答えでした。この苦しみは一人で背負わなくても良いのだ。
 1節・2節の後半に
   善き力に守られつつ来たるべき時を待とう。夜も朝もいつも神は、われらと共にいます…
とあります。
 私たちには今、新型コロナウィルスという苦い杯があります。日々、自分の精一杯を過ごして、来たるべき時を待ちたいと思います。
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アイキャッチ画像 Thank you!! to Jeff Jacobs from Pixabayからの画像 

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