ようこそ西川口キリスト教会のホームページへ

地域と共に歩む桜並木の教会

教会員ページ
主日礼拝宣教要旨

2019年5月19日(日) 礼拝宣教要旨 「聖霊が働かれる時」 ヨハネによる福音書14章15-21節

斎藤 信一郎 牧師

『わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、
    永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。』

                         ヨハネによる福音書14章16節

 主イエスが昇天された後、弟子たちは指示に従って聖霊の恵みを祈り求め続けました。聖霊の恵みは祈る群れの中に顕著に現れます。前回、聖霊には人生の伴走者のような励まし手の働きがあることを学びました。主イエスが示される神のみこころに叶う人生の道の同伴者になって下さいます。今回は16節に示される「弁護者」としての働きに目を向けます。弁護士は、適切に裁判で勝訴できるための最善の方法と知識を提供し、何を話し、何を話すべきでないかを教え、必要に応じて本人に代わって弁護をします。同じように聖霊は、神のみこころに叶う人生を歩むために、聖書が教える最善の方法と知識を提供し、何を証すべきか、何を口にしない方がいいかを教え、必要に応じて悪魔の誘惑や攻撃から私たちを守って下さいます。
 このような働きを担って下さるので、聖霊は17節では「真理の霊」と表現されています。聖書の教えは必ずしも簡単に理解できるものではありません。旧約聖書にはユダヤ人だけに適用が求められている教えもありますが、十戒を始め、全世界共通に神が示される教えが豊かに含まれています。新旧約聖書を含めて、聖霊は神のみこころを示し、それらの教えが私たちの模範である主イエス・キリストと密接に関係していることを理解できるように助け、導いて下さいます。
 主イエスは十字架に掛かられる前から弟子たちに繰り返し聖霊に導かれて生きることの必要不可欠性を教えられました。十字架に掛かって罪のあがないを遂げて下さったのは、聖霊の恵みに与るためでもあることを主イエスは教えられました。神のみ子である復活された主イエスは、人間としての限界を超え、聖霊として戻って来て下さいました。三位一体(父、子、聖霊)の神は、今日聖霊を通して信仰者と共に歩んで下さるお方です。その祝福はこの世から始まり、永遠までも続くことを本日のみことばは約束して下さっていることを感謝します。


Gerd AltmannによるPixabayからの画像  (アイキャッチはこちらからいただきました)

関連記事

PAGE TOP