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主日礼拝宣教要旨

2018年11月18日(日)「協力伝道の恵み」使徒言行録13章1‐3節

西川口キリスト教会 斎藤 信一郎 牧師

『彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」』使徒言行録13章2節

 使徒言行録11~13章にかけて、エルサレムで教会の大迫害が起き、世界各地に弟子たちが散らされていく様子が語られています。そしてエルサレムの北方、シリアの北西部にあるアンティオキアに新たな信徒の群れが形成されて行ったことが語られます。エルサレム教会はバルナバ他数名を現地に派遣して教会形成を支援することになります。また、バルナバはサウロ(後の使徒パウロ)を誘い、共に信徒教育に専念します。その結果、地域における福音宣教が大胆に展開し、クリスチャンというあだ名で人々から呼ばれるようになった経緯が語られています。また、彼らが礼拝と断食を伴う熱心な祈祷を献げる中で、世界宣教のためにバルナバとサウロを派遣するように導かれたことが語られています。初代教会はこうして様々な困難に直面しつつ、聖霊の助けで協力伝道する恵みへと導かれています。
 今回、静岡の天城山荘で行われた第64回日本バプテスト連盟定期総会では、新たに教会組織し、歩みを始めた東海キリスト教会の連盟加盟式が行われました。また、東京北教会が申請した地域協働プロジェクトを連盟全体で支援することになりました。合わせて、ルワンダに派遣している佐々木和之氏と一緒に総会に出席したムレカテテ・シュクルさんの証を通して、世界伝道のために協力伝道する恵みについても考えさせられました。
 私たちは献金を始め、教会内外に人材を派遣することや諸集会に教会員を送り出すなど、様々な方法で協力伝道を展開することができます。激動する時代の中で、聖霊の導きにより、共に協力伝道の恵みにあずかって参りましょう。

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