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主日礼拝宣教要旨

2017年8月20日(日) 礼拝宣教要旨 「選ばれた私」 ヨハネによる福音書15章12-17節

西川口キリスト教会 新田 裕子


わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。
●●●●●●●●●●っっっっっっっっっっっっっqヨハネによる福音書15章14節

この聖書の場面は、イエス様が、十字架にかかって天に召されることを知りながら弟子たちと食事を共にする、「最後の晩餐」の席です。主は食事の席から立ち上がり、僕のように弟子たちの足を洗われました。そして「あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない」(ヨハネ13:14)と語ります。その上で「わたしがあなたがたを愛したように互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15:12)と告げます。冒頭の言葉を語った後にイエス様は、弟子たちに「わたしはあなたがたを友と呼ぶ」と語ります。弟子たちの信仰の弱さや愚かさも理解したうえで「友」として下さっています。そして共に神さまの愛を伝える者として、弟子たちの成長や希望を見出だしてくださっています。

「あなたがたが私を選んだのではない。わたしがあなたを選んだ。」(ヨハネ15:16)神さまの選びは、この世の選びとは違います。神様から選び出された私たちは、信仰者として努力しているから、社会的に優れているから選ばれたのではありません。イエス様の愛によって選ばれたのです。主イエスの愛により、弱く、小さい者が選ばれたのですから、奢り高ぶりは似つかわしくないのです。主に感謝するのみです。

毎日の日常から礼拝を守ることは大変です。けれど、礼拝は神様への愛の行動です。神様は私が「愛している」と言う前に「全てを知って愛しているよ」と言ってくださいます。一方的な恵みの愛なのです。その愛を受けて、わたしたちは神を愛し、人を愛するのです。私たちを「友」と呼んでくださり、命を捨ててまで私の罪を負い、贖い、愛してくださる神様に、喜んで会いに行きましょう。

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