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主日礼拝宣教要旨

2017年6月25日(日) 礼拝宣教要旨 「キリストの恵みに生きる」 コリントの信徒への手紙一 12章26~27節

西川口キリスト教会 高松 隆幸

 一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。(コリントの信徒への手紙一 12章26~27節)

神によって造られた人間が、神の御意志に反して自分本位の行動に走るとき、神は厳しさと憐みを以ってわたしたちを諭されます。そして主は、自分の考えを第一と主張することなく、他人をいたわり、励まし、自分を小さくして人に仕えなさいと言われます。

わたしたちは、主の体である教会に連なる一部分として、教会の中に存在すべきいくつかの事柄を学び取る必要があると思います。その第1番目は、我々はお互いを必要とすることをまず知らなければならないということです。教会が一個の健康体であるためには、すべての人がその能力に応じた仕事が必要なのです。2番目には、わたしたちはお互いを尊敬すべきだということです。体のどの部分が機能を停止しても、体全体の調子が狂ってしまいます。教会にも同じことが言えます。「どんな奉仕も神の目からは同じ奉仕です。」と言われている通りです。わたしたちが自分だけの重要性を考え始めると、信徒としての働きは、その可能性を失ってしまうでしょう。3番目として、わたしたちはお互いに同情し合うことが大切だということです。教会は全体として一つです。自分が属する組織や教会のみに目が行き、全体を見なかったら、教会の真の統一はなし得ないのではないでしょうか。教会を一つとするのは、神の愛であると聖書は語っています。

主に招かれ、主に従い、主の恵みのうちに歩むことができる幸いを心から感謝します。

 

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