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主日礼拝宣教要旨

2015年8月30日「アーメン」ネヘミヤ記8章6節(斎藤信一郎牧師)

主題)アーメン・ネヘミヤ記8章6節

「エズラが大いなる神、主をたたえると民は皆、両手を挙げて、「アーメン、アーメン」と唱和し、ひざまずき、顔を地に伏せて、主を礼拝した。」

 

主の祈りもいよいよ最後のテーマになりました。アーメンという言葉はネヘミヤ記8章6節にあるように2度続けて用いられることもあります。また、エレミヤ書28章6節のように「アーメン、どうか主がそのとおりにしてくださるように。」と冒頭に持ってくることもできます。あるいはヨハネの黙示録7章12節「アーメン。賛美、栄光、知恵、感謝、/誉れ、力、威力が、/世々限りなくわたしたちの神にありますように、/アーメン。」のように始めと終わりの両方に唱えることもできる言葉です。

その意味は「まことにその通りです」、「主の御心の通りになりますように」という意味です。福音書では一見アーメンという言葉は出て来ないように思えますが、実は主イエスが非常に重要なことを言う時に口癖のように使う「はっきり言っておく」という言葉はギリシャ語の言語では「アーメン、レゴー」という言葉が使われており、「アーメン、わたしは言う」と直訳できる言葉で、4福音書に74回も出てくる表現なのです。従って、主イエスは使わなかったどころか、常に教えの中で用いていた言葉だということが分かります。アーメンは主イエスが最も多く用いた言葉の一つなのです。

黙示録19章4節には「そこで、二十四人の長老と四つの生き物とはひれ伏して、玉座に座っておられる神を礼拝して言った。「アーメン、ハレルヤ。」」と語られていますように、アーメンという言葉はハレルヤ同様全世界で最も大切にされている教会用語です。妻の父である福岡・早良教会の今村幸文牧師の言葉に「雨が降ってもアーメン、晴れたらハレルヤ!」というのがあります。いつ・どんな状況の時でも主に信頼し、祈り、賛美するのに用いることができる言葉です。これまでの主の祈りの学びを生かし、最後のアーメンまで心を込めて主に祈り、礼拝していきましょう。

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