主題)主の祈りの第6番目「我らを試みに合わせず、悪より救い出だしたまえ」
「心の敵を知る」 2015年7月12日 エフェソの信徒への手紙6章10~12節
6:12 わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。
これから3回にわたってエペソ6章から主の祈りの第6番目の祈りの理解を深めて参ります。今月のテーマは悪魔の正体を暴く内容となっていますので悪魔が最も嫌う箇所でもあります。このような内容を私たちが学ぼうとする時、悪魔は必ず妨害しようとしますので注意が必要です。共に祈りつつ悪魔の策略にどのように打ち勝っていくことができるのか、みことばに聞いて行きましょう。
悪魔に打ち勝つためにまず必要な信仰があります。それは悪魔に勝利された主イエス・キリストにより頼むということです。悪魔は私たちを3つの方法で誘惑して来ます。第一は神の御前で罪を認めないことによって、第二は犯した罪を神に謝罪しないことによって、そして第三は犯している罪を離れないことによって私たちを神に背かせようとします。私たちはこの悪魔の策略を正しく受け止め、イエス・キリストを救い主と信じ、信じた証しとしてバプテスマを受け、主に依り頼み、罪の誘惑に打ち勝っていくことが必要なのです。
罪を解決しないまま天国に入ることは決してできません。まわりにどんなにあなた以上に罪深い人がいるように思えたとしても、あなたの罪がキリストによって解決されない限り、天国には永遠に入ることはできないのです。悪魔は私たちが神に正しく目を向けるのを妨害するのと同様、自分の存在を正しく認識しないように常に妨害しています。私たちが正しい聖書信仰に導かれているならば悪魔の誘惑に気づき、打ち勝っていく方法があります。主イエスは言われました、「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」。ご一緒に主の祈りの最後の祈りを目を覚まして学んで行きましょう。