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主日礼拝宣教要旨

2015年5月31日 「いつも喜んでいなさい」(鎌形幸雄兄)

「いつも喜んでいなさい」2015年5月31日 テサロニケの信徒への手紙一5章16節~18節、フィリピの信徒への手紙4章4節

 
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。 テサロニケの信徒への手紙一 5章16節~18節
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。 フィリピの信徒への手紙 4章4節

フィリピの信徒への手紙は、パウロが迫害によって牢屋に入れられていながらも、教会の人々を励ますために書いた手紙です。驚きですが、私たちはどうでしょうか....。今の日本では迫害はありませんが、私たちは不自由のない生活をしていても、喜べなくなってしまうことがあるのではないでしょうか。
また、神はどうして、私たちに喜ぶことができないような時も「いつも喜んでいなさい」と望んでおられるのでしょうか。それは、そのような状況の背後にも神がおられ、いつもどんな時も、神は愛でであること、神が私たちをどんなに愛し、慈しんでくださるお方であるかを、神自ら、私たち一人一人に教えようとしておられるからです。
誰にも悩みや問題はあります。また、どこにも喜ぶことのできない気難しい人がおります。その一番身近な例は家庭ではないでしょうか。自分の妻や夫、舅、姑、父や母、息子、娘であったりもします。ということは、いつも喜び、感謝することを実践するチャンスが、私たちの日々の生活、身の回りに、常にある訳です。そういう時、喜び、感謝してみましょう。喜びは油にたとえられます。喜びの油は私たち人間関係の摩擦を滑らかにします。喜びの油がしたたる時、家庭は祝福されます。
喜び、祈り、感謝を別な言葉で表現するとすれば、一番ふさわしい言葉は賛美だと思います。賛美は神(主)をたたえることです。「主において常に喜びなさい。」とは、何か自分の願いが適えられるなら喜ぼう、というのではなく、私たちが主の御手の中にあることを喜ぶのです。天地を創造された偉大な神であると同時に、人に優しい恵みと慈しみに満ちたお方である神を喜び賛美することです。

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