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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2015年11月29日「世界のはじめのクリスマス」ヨハネによる福音書1章1~14節(戸田浩司兄)

ヨハネによる福音書1章12節

「しかし、言(ことば)は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」

クリスマスが近づいてきました。キリスト教を信じる人も信じない人も,この地上では多くの人たちがイエス・キリストのご降誕を祝うこの行事を大事にしています。しかしかつて主イエスがこの世にくだってこられたとき,この世の民は主イエスを理解せず,認めず,受け入れませんでした。そしてその受け入れなかった民とは,かつての私たち自身であったことを忘れることはできません。そんな私たちでさえも,イエスの名を信じるならば神の子となる資格を与えてくださると聖書は記しています。

ただしその資格を得るためには私たちが神を拒んだ罪を誰かに肩代わりしてもらう必要があります。そこで私たちの罪を肩代わりするために,罪のない主イエスが十字架にかかり命を投げ出してくださいました。その命と引き換えに私たちは神の子とされるのです。この地上で喜び祝うクリスマスは,天の国においては神が御子をこの世に送った日,神と御子との別れの日を意味します。私たちがイエス・キリストを信じて神の子になることを,神がどれほど願っておられるかが分かります。主イエスを信じれば神の子とされるという恵みは,イエスがこの世にお生まれになった2千年前に限った話しではありません。聖書の言(ことば)は昔も今も変わらずに私たちの世界を覆っています。神の恵みをあらためて心に刻んでいきたいと願います。

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