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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2014年10月19日「共に祈る」(斎藤信一郎牧師)

「共に祈る」2014年10月19日 礼拝説教

マタイによる福音書18章19~20節

マタイ18:19 また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。
18:20 二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。

祈りは世界の歴史を変えると言います。その祈りには大きくわけるとひとりで祈る場合と複数(祈祷会)で祈る場合とがあります。聖書はどちらの祈りについても強調しています。ひとりで祈る例としてはルカ福音書9章18節に「イエスがひとりで祈っておられたとき」やマルコ福音書1章35節「朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ行き、そこで祈っておられた」とあるように、主イエスご自身様々な場所と機会を利用して個人的に祈っていたことがわかります。複数で祈る例としては先週学んだ使徒言行録12章をあげることができます。5節には「教会では彼(ペトロ)のために熱心な祈りが神にささげられていた」とあり、また12節ではヨハネの母マリヤの家でも「大勢の人が集まって祈っていた」とあり、初代教会の人々が教会や信徒の家で頻繁に祈祷会を行っていたことが語られています。そこで今回の箇所を通して共に祈ることの意味、大切さについて御言葉に聞いていきましょう。まず19節では複数で心を合わせて祈る時、必ず神に聞き届けられるという約束があります。祈りがそのまま必ずしも聞き届けられるとは限りませんが、そのような祈りは必ず神に届き、神が最善にして下さることが約束されています。
コヘレト4章12節には「三つよりの糸は切れにくい」とあります。複数で祈る時、私たちはより豊かに、より力強く祈りを集中させていくことができます。また20節は祈祷会には主イエスが必ず共にいて下さるとの約束です。言いかえると、祈祷会は主イエスが最も喜ばれる場だということです。祈りは歴史を変えます。祈祷会、教会学校、礼拝、そしてあらゆる信徒が共にいる機会を主イエスが喜んで来て下さる場にし、今週も絶えず祈りましょう。

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