イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です。(ヘブライ人への手紙13章8節)
私たちの信仰は、神との交わりです。神との交わりとは、イエス・キリストを証しする聖書を通して、神が語られるみ言葉を聞くことであり、み言葉に答えることです。神を信じていると言っても、日々、聖書を通して神の言葉を聞くということがおろそかになると、その信仰は歪められます。信仰が、宗教的習俗(クリスマス、初詣、お盆など)を守ることにすり変えられたり、自分の宗教心を満足させるもの(荘厳な宗教的雰囲気、カリスマ的な宗教)に惹かれたりします。
主イエスが十字架で血を流されたのは、私たちを「聖なる者」(12節)とするためです。「聖なる者」とは、ただ主の恵みによって罪を贖われ、神のものとされた者です。主の贖いの恵みを信じて「聖なる者」とされた私たちは、日常生活を始める前に、神の前に出て、聖書から神の言葉を聞き、神の愛と恵みを感謝して讃美し、神に信頼して御心に従うべく祈ります。それが「宿営の外に出て、みもとに赴く」(13節)礼拝であり、「御名をたたえる唇の実を神に献げる」(15節)賛美であり、「善い行いと施し(交わり)」(16節)です。