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地域と共に歩む桜並木の教会

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主日礼拝宣教要旨

2011年7月10日「信仰の導き手」(内藤淳一郎牧師)

自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。              (ヘブライ人への手紙12章1-2節)

信仰生活が、競技場のトラックを走るランナーに譬えられています。コースにゴール(決勝点)があるように、信仰生活もゴール(目的地)に向かって進んで行くのです。「この地上には永遠の都はない、来たらんとする都こそ、私たちの求めているところである」(13章14節、口語訳)。

信仰生活は、一人で走るのではありません。主イエス・キリストの教会の交わりに加えられ、共に励まし合う主にある兄弟姉妹がいます。それだけではありません。地上のコースを走り終えた信仰の先達たちも、今、競技場のトラックを走る私たちに、天の観客席から声援しています。彼らは、信仰のレースが苦闘を伴うものであったけれど、信仰の創始者また完成者である主イエスを見つめることによって、主を礼拝することによって、喜びのレースとなり、最後には勝利のレースであったということを、私たちに証ししています。教会の交わりは、今、共に教会に連なる主にある兄弟姉妹だけでなく、信仰のレースを走り抜いて、天から信仰の証しをしている故人も連なる「聖なる永遠の交わり」です。

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