実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。(ローマの信徒への手紙10章10節)
私たちの信仰は、私たちの罪のゆるしのために十字架で死に、神によって死から甦らされた主イエスを救い主と信じる信仰です。信じる者は「義とされる」、その生活全体が神との正しい関係に置かれるのです。そして、その信仰を「公に言い表して」救われるのです。「公に言い表す」には、二つのことがあります。第一は、自分の信仰を恥じないで言い表し、バプテスマを受けることです。第二は、「主日礼拝」を守り、日々、聖書を読み、祈るキリスト者としての生活をすることです。このような信仰生活によって、救われるのです。「救われる」生活とは、「神を知る」生活です。「知識として知るのではなく、神を体験するのです。「神を知っている、いや、むしろ神から知られている」(ガラテヤ4・9)ことを知るのです。神が与えてくださる恵み(聖霊の賜物)を知るのです。神の愛、主にある平和、将来を神の愛に握られている希望を知るのです。
「神の恵みによって今日のわたしがあるのです」(Ⅰコリント15・10)。;;”139″