愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。(ヨハネの手紙Ⅰ 4章7節)
私たちが救われ、神との愛の交わりに入れられたのは、私たちが神の愛に応えて、「互いに愛し合うため」です。私たちを通して、神が世を救う愛を全うされるためです。冒頭の御言葉が語っているように、私たちが互いに愛し合う「愛」は、「神から出るもの」です。私たちが生まれ持っている愛ではありません。「愛」は、祈り求める者に、神が与えてくださる霊の賜物です。
私たちキリスト者は、神の愛を祈り求め、キリストの愛に育まれることによって、互いに愛し合い、他の人々の救いのために労する者となります。そして、人々の内に信仰が目覚めて、神の愛を知り、神との交わりに入るのを見る時、感謝と喜びにあずかり、神をほめたたえるのです。神の愛と委託に応えて、人々の救いのために祈り、伝道することにより、私たちは自分に注がれた神の愛がどれほど大きいかを知るようになるのです。;;”73″