「聖なる霊によれば、死者の中からの復活によって力ある神の子と定められたのです。」(ローマの信徒への手紙1章4節)
イエスは正真正銘の一人の人間として生きられた。弟子たちはイエスをその人格や言動を見て、神の子であると信じたのではない。弟子たちがイエスを神の子と信じたのは、冒頭の言葉にあるように、彼らの判断を超えた出来事、死者からの復活によったのである。
神は私たちの罪のために十字架で死んだイエスを、御力によって死者の中から復活させることにより、私たちの罪を赦して神との平和を与える救い主とされたのである。イエス・キリストは死者の中から復活し、今生きて、私たち共にいます神である。
この世でイエス・キリストは、病人や苦しむ者に手を差し伸べ、罪人によって十字架にかけられながら、「父よ、彼らの罪を赦してください」と祈られた。この方が、今生きて、私たちの苦しみや罪を知る方として、私たちと共にいてくださり、私たちのために執り成してくださる救い主である。;;”262″