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2010年1月24日「主ご自身の時」

 そこで、イエスは言われた。「わたしの時はまだ来ていない」。(ヨハネによる福音書7章6節)

 イエスの兄弟たちは「仮庵祭の時にエルサレムの都へ行き、大勢の群集の前で自らの力を示してはどうか」とイエスに勧めた。辺境の地ガリラヤに留まっているよりもその方が効果的にこの世におけるイエスの地位と評価を確立できると考えたのである。

 しかしその言葉をイエスは静かに退けた。「わたしの時はまだ来ていない」(6節)。イエスの歩みにおける全ての出来事はひたすら父なる神の計画の内にあり、その栄光を顕すために備えられている。そしてそれは最終的に十字架の苦しみ、復活のいのちへと至る道の上にある。我々の救いを成し遂げるための余りに大きな計画に対し、我々がこちら側の都合や常識、世間的な知恵でもって口を差し挟むことはできない。無論、この世の常識や知恵も神の御手の内にあり、神は自由自在にそれらを用いられる。しかしそれを決定する権利は徹底して神の側にある。我々は「神の御旨が成ること」を願い、そのために今為すべきことが示されるようにと祈り求めるところから全てを始めなければならないのである。;;”158″

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