初めに、神は天地を創造された。(創世記1章1節)
神は天地の創造者である。天にあるものも地にあるものも、そして人間も、神に造られ、依存している。だから、神は私たちが依り頼むべき主である。
「神は『光あれ』と言われた。すると光があった」。すべてのものは、神の言葉によって造られた。天地も、私たちも、偶然に生まれた無意味な存在ではなく、神の意志と目的によって存在するのである。神は語りかける人格である。神の話し相手は、人間である。神は世界を造り、その中で、交わりの相手として、人間を「価高い」ものとして造られた。「わたしの目に、あなたは価高く、わたしはあなたを愛している」(イザヤ43章4節)。
神は天地創造を終えて、今は休んでおられるのではない。今も語り、創造の業を続けておられる。神はすべての民が神を知り、神の御心を行うことを願って、イスラエルの預言者に霊を与えて、語っている。その頂点がイエス・キリストである。キリストを通して、神の愛を知る時、私たちは人生の価値観を変えられる。;;”260″