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2009年3月1日「信仰、愛、希望」

「あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めている。」(テサロニケの信徒への手紙Ⅰ 1章3節)

 

 冒頭の言葉で、パウロは主イエス・キリストに結ばれたテサロニケの信徒たちの内に、神が働いて造り出す御業を、すなわち「信仰」と「愛」と「希望」を見て神に感謝している。

 「信仰の働き」とは、「信仰から生じる働き」である。信仰は心の中のことだけではない。信仰は働きとして現れる。それは第一に礼拝である。信じる者は、神を礼拝する者となるのである。さらに、信徒の交わり、伝道、献金、奉仕である。これらの行為は、信仰から生じる働きであって、信仰がなければできない。神を信じると、私たちの生き方が変わるのである。

 第二に、神が働いて、信じる者の内に造ってくださる御業は、「愛」である。神が私たちに求められる信仰の働きは、「愛のために労苦」することである。人を愛することは、労苦を負うことである。主は「自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」と言う。私たちが互いに愛し合い、また、人を愛することは、主を愛することである。愛は神から来るから、自分の愛の貧しさを知る時、神に祈らなければならない。

 第三に、神が造ってくださる御業は、「主イエス・キリストに対する希望」である。主イエス・キリストが私たちの希望である。この世界には、私たちの希望を打ち砕いてしまう暗闇の力が存在する。しかし、主が共におられるから、私たちは希望をもって苦しみに耐えることができる。私たちが死に直面する時も、私たちの希望は主イエス・キリストである。主と結ばれて、この世の人生を歩み終えた者に、主は「神の国」と「復活の命」を約束される。信仰によって主と結ばれている者は、死の眠りから目覚めた時、神の正義と愛が完全に支配する新しい世界を見るであろう。

 信仰と愛と希望は、キリスト者である特徴である。それは人間の中に備わっているものではなく、神から与えられる恵みの賜物である。;;”349″

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